逡巡しながら日記。

小鳥と人間のとるにたらない日常。

図書館

Kは平日の閉館一時間くらい前の空いている図書館が好きだ。ぼくを肩に乗せて、自転車をびゅんと飛ばして行くことが多い。そんな時ぼくは必死にKの肩につかまって風を全身に浴びる。そういやこの時間帯の図書館は、仕事をする人たちもなんだかゆったりとしていて妙に居心地がいい。本を選び終えたときのKはいつも気分がよさそうだ。